AFC U-17選手権2006シンガポール
9月7日 韓国戦
9月11日 イラン戦

今回のシンガポールはユースの高円宮と被っているのだ。

9月7日 U−17韓国戦
9月10日 高円宮杯 初芝橋本戦
9月11日 U−17準々決勝

10日の高円宮杯を見てから、午後便でシンガポールに行けば11日の準決勝には間に合う。だけど韓国戦も観たい。
去年の韓国での1次予選のときは、中一日のところでJユースの試合があったので、一度帰国して再び渡航するという強行日程だったが、今回もそれをするとさすがにお金がかかる。
ということで、今回は高円宮杯の初戦初芝橋本戦を欠場し、7日の韓国戦と準々決勝を観ることにした。諸々の事情で、長く休みが取れないから6日出発の12日帰国で、2試合に集中。

例によって、午前中だけ仕事をして、午後便でビューとシンガポールへ。今回の航空会社はユナイテッドを利用。やはりスターライアンスですよ。
何事もなくシンガポールへ到着。空港からはタクシーでホテルへ、仕事の疲れやら、旅の疲れやらで、早々に就寝。

翌日。ホテルで朝食、ビュッフェ形式だが、たいしたメニューもなかったんで、ひたすらトーストを食ってました。

本日は韓国戦。意気揚々とスタジアムへ。ホテルからは地下鉄で一駅なので、試しに歩いて行ってみると20分ほどで到着、でも汗だく。やはりシンガポールは暑い。
17時キックオフで、スタジアムに着いたのが15時30分、でも会場は16時だった。ちょっと気がはやりすぎた。
入り口のところでボーっと待っていると、目の前に選手を乗せたバスが、ちょうど窓側にいた宏太と目が合う、会釈をする宏太。来るって伝えてなかったから多少驚いたリアクション。でも去年も韓国行ってるし多少の免疫はある様子。

15時になり5S$でチケットを買って入場、早速ダンマク作業にとりかかる。
今回日本が試合をするジャランベサールスタジアムは、ゴール裏に席がない人工芝グラウンド。ドイツワールドカップアジア1次予選でフル代表がシンガポールと戦った、おなじみのスタジアム。
そして今回はさらにバックスタンドを開放していないので、メインスタンドにしか入れない。ダンマクだけでもバックに張らせてくれと頼むが、却下されてしまった。
仕方なく2階席からダンマクを張っていると、「2階はダメだ」と言われる。
しかし韓国側には巨大な国旗が2階席から1階へ垂れ下がっている。「何でダメなんだ?向こうには国旗が出てるじゃないか」と、無視して作業を続けていたら、しばらくして「OKだ」と言われる。だったら最初からそう言えよ。


ジャランベサールスタジアム

作業をしていると、選手がピッチに出てくる。学がこっちを発見し指を刺し、マリノス勢は会釈。高橋さん、教育が行き届いてますよ、さすがです。




金井

今回は一人なので、いろいろと大変でしたが、日本人の方が何人か手伝ってくれました。ありがとうございます。


ダンマク

持参したペットボトルの水を飲んでいると、警備員が近づいてきて没収されてしまった。預かり所みたいなところには他にもペットボトルや水筒がたくさん、どうやら飲み物自体持ち込み禁止らしい。飲めるのはスタジアムで売っている水とコーラのみ。コップ一杯で1.5S$。こんなに熱いのに、そんなんじゃいくらあっても足りないよ。

さて、今回の韓国戦では、ある懸案事項が。それは、応援するかどうか?という事。
去年の韓国での1次予選では、さすがに応援しなかったが、今回は世界をかけた真剣勝負なので、(これまでの2試合をネット中継で見ていたが、誰も応援していなかったので)自分がやろうと思っていた。
しかも、初戦のネパール戦には勝ったものの、続くシンガポール戦ではまさかの引き分け。それによって、この韓国戦に負けると予選敗退ということにもなりかねない状況だったのだ(大量失点しなければ大丈夫ではあったが)。
そんなこともあり、一人で応援することに決定。

選手が入場し、国歌斉唱。君が代が終わると、例によって「ニッポン」コール。一斉にこっちを振り向く観客(スタンドの後方にいたので)。気にせず続けていると、手拍子を合わせてくれました。


入場


国歌斉唱


集合写真

一方に韓国側は、子供を大量に投入して、鳴り物入りで「テーハミング」コール。こういうところで国民性が出るね。

試合の方は、皆さんご存知なので割愛。
これまでにイエローカードをもらっていた金井は温存、学も怪我の影響で出場しなかったが、宏太の大活躍により見事に勝利でグループ1位抜け!高円宮杯けって来たかいがあった。
応援も一人で声出しっぱなし、後半は水分補給できなかったんで、相当疲れました。ちょっとでも選手の力になれたかな?
知り合いから、「ネット中継で『水沼宏太』コールが聞こえて感動した」って言われたときは嬉しかったです。

試合後は選手バスを見送り、第2試合のイラン対イラクを観戦してからホテルへ戻る。
スーパーで買出ししてホテルの部屋で一人で祝勝会、嬉しいけどやっぱり寂しい。
次の準々決勝は、仲間が二人合流予定、ああ、頼もしい。

教訓
一人で応援してると、写真が取れない
とにかくいろいろと大変

 

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